STAFF COLUMN スタッフコラム

Categories

八坂神社 清々講社 宮本組   金久保智也2017.09

祇園祭の神輿渡御を仕切る八坂神社の氏子の清々講社の

筆頭格である宮本組に今年も参列し神宝を供奉しました。

祇園祭は山鉾巡行のイメージですが夕刻から祭の本質なる

神幸祭の神輿渡御が行われます。

その3基の神輿の前に神宝を持ち参列するのが宮本組です。

お宮の本(もと)に組するから宮本組と称され

八坂神社の氏子である地域の町衆たちで構成されています。

昔はその界隈の氏子のみでした。少し前までは東山区の在住に

限ったりと入りたくても入れないようでした。

近年人が少なくなりいろいろな御縁でお誘いを受け、

以前から宵山や巡行を見物するだけでなく、

実際に祭に参加したい気持ちがありましたので

御奉仕することを決めました。

神宝は円融天皇が祭の勅令を直筆とされた勅板、

矛、盾、弓、矢、剣、琴があります。

一番前に持つのが勅板で花形であとは

軽いものや重いものがあり交代で持ちます。

衣装は狩衣を着用して格式ある神宝は白手袋に袱紗で持ちます。

それだけ神聖であるのです。

神宝を供奉する17日の神幸祭は八坂神社から寺町四条の御旅所まで供奉し

24日の還幸祭は御旅所から神泉苑を経由し八坂神社まで戻ります。

 

山鉾が巡行し街中を綺麗に祓っているのでとても爽快な京都の四条通りを

神宝を持って歩くのはとても心地よく誇りを感じます。

が、この時期は夕立も多く雨に降られることもしばしばあります。

祇園祭は1カ月あり他に宮本組の神宝の籤取りや神輿洗いなどの神事を担っています。

来年はさらなる祭の理解を深め、五つ紋の白衣と袴を用意し、神事に従事したいと思います。

金久保智也